テーマ:北タイの森を守る人を支える。
講師:木村 茂 氏
日時:10月18日(土)午後6時〜
会場:大田区立消費者生活センター
産興会例会担当:太田 勝治、西條 浩
国際NGO:Link〜森と水と人をつなぐ会〜
設 立 :2004年1月
会長 :木村 茂 氏
設立目的: タイのチェンマイを拠点にアジア各地の人々と連帯を築き、それぞれの地域にくらす人々が民族や宗教を超えて互いを尊重し協力し合いながら、自然との
共生を通して持続的な社会の実現を図ること
【講演内容】
〜アジアの神木が無残に伐採されて日本に来て、使い捨てにされている!!
タイという国の北タイ地方で生活の基盤である森林を守る運動をしている現地の住民を支える活動をしているのが、木村茂さんが代表を務める「国際協力NGO:LINK」と言う組織です。近年になって日本をはじめ先進国を中心とした国々の食料や木材の消費量は大変な量です。例えば日本人が一日に使用するトイレットペーパーは地球10周分(40万キロだそうです!)にもなるそうです。このように洋紙の原料となる木材はどんどん伐採されています。そのために東南アジアを中心に豊かな森林の乱伐が行われて、それが原因で環境破壊が進んで洪水や、干害、土砂崩れなどで、地元の住民達は毎年大きな災害に見舞われて生活基盤が危機に直面しています。その現象は森林輸出国であるタイでも問題となり、政府機関が森林を守る為ということで、地元の住民も勝手に森林等に入れないようにしたことが逆に様々な問題を起しはじめています。森林立ち入り禁止などのせいで、森林からもたらされる食べ物や生活用品が手に入らなければ、もともと貧しい住民が生活のために麻薬や人身売買などを余儀なくされて、更に貧困が深刻になってしまいます。
森林等からの恩恵である食べ物や生活用品を確保するために「国際協力NGO:LINK」は住民の協力の元で、名簿、規則を作って、行政との話し合い等を通じて、森林や畑
や田んぼや川や沼などの正確な地図を作り、それを行政側に示して、納得してもらう活動をしています。(共有林を守る=共有林法の制定)。正確な地図の作成には「GPS」
を活用して正確な地域の地図を作って行政側の理解を深めて行くことが大切ということです。「国際協力NGO:LINK」の木村代表によると「ボランティアですので、特別の援助もなしの手弁当での活動で資金的にも苦しい状態でなかなか予定通りいかないのですが、皆さんからの寄付金や賛助金などで、活動を続けています。ぜひ皆さんからの暖かいご支援をお願いします」とのことでした。

30名定員の会場は満員で身動きが取れない嬉しい誤算でした。初参加者も4名でした。狭くて色々ご迷惑をおかけしてしまいました。お詫び致します。また、西條前会長には会から感謝を込めて粗品を贈呈致しました。長い間ありがとうございました。お疲れ様でした。
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